公正取引委員会がコンビニ実態調査へ!「ガイアの夜明け」がコンビニ特集放送!
コンビニ関連ユニオンの呼びかけのもと、全国のオーナーが公正取引委員会に独占禁止法違反で集団申告をしたのが、9月11日。それを受けて本日9月25日、公正取引委員会・杉本和行委員長は記者会見にて、コンビニ業界の実態調査を開始する、調査の時期や方法を詰め「速やかに実施したい」と、明らかにした。
この前日の9月24日には、朝からNHKラジオの「すっぴん」でコンビニをテーマに取り上げていたと思いきや、夜の10時からはテレビ東京系「ガイアの夜明け」で「コンビニ 大変革時代 秋の拡大スペシャル」を放送した。コンビニ加盟店ユニオンがコンビニオーナーの団結権を否定した中央労働委員会の命令を不服として、国に命令取り消しを求める訴訟を起こしていたこともニュースになった。
「すっぴん」では最近のコンビニ事情をめぐる便りが多かったが、3年前までコンビニで働いた50台女性の苦労話のメールが読まれた。学生時代にアルバイトでやっていたので大丈夫だと思ったがとんでもなかった。業務がめちゃくちゃ増えた。家で予習復習。吸わないたばこの銘柄も覚えなくてはいけない。番号でお願いしますと言ったら、嫌な顔されたり、店長を呼べと怒られたり。とてもじゃないという話。
テレビ東京の「ガイアの夜明け」 「コンビニ 大変革時代 秋の拡大スペシャル」 。
最初は山奥で待望されたコンビニの話、次にコンビニ平均客単価でナンバーワンのオレボの話…
続いて「コンビに6万店時代 激化!サバイバル合戦」、ここでセブン、ファミマ、ローソンのオーナーが3人ずつ登場。
さらに番組は、オーナーの労働の過酷さ、24時間営業問題、高利貸しレベルのチャージ、ドミナントなどに切り込んでいく。
コンビニ関連ユニオンの、5月23日のセブン&アイ・ホールディングス株主総会での抗議行動が再び映される。いっしょに公取委への申告を行った東大阪市のセブンオーナー松本さんも登場。
セブンイレブン永松社長が登場。おどおど、しどろもどろ。内容も反省なし、対策も6ヶ月の時短実験、レジの省人化、シフト作成支援ソフトの開発といったレベル。
居直り、24時間死守の本音が垣間見える。
それから先は、ローソンの夜間無人化実験、ファミマのフードロス削減の取組・冷凍食品の開発などがかなりの時間をとって報じられる。ちなみにこの番組スポンサーには伊藤忠(ファミマ)がいて、番組間のコマーシャルでは伊藤忠商事がいかに人道的な企業であるかのイメージコマーシャルが何度も流れる。
しかし客観的に見て、セブンイレブン・永松社長のやる気のなさ、旧態依然たる開き直り体質はぬぐいようがない。
最後の、セブン、ファミマ、ローソンのオーナーへの「コンビニ業界に夜明けはあるか?」の問い。あると手を上げなかったのは、セブンの二人だった。
そうでしょう。
だから声をあげ、闘いましょう。
大きく世論は、オーナーやコンビニの労働者の味方。今こそ行動に移すことです。
公正取引委員会への独占禁止法違反の申告は誰でもできます。いっしょに声をあげ、人間らしく、生きて働ける職場にコンビニを変えましょう!
コンビニ関連ユニオンにいつでもご相談を!
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