松本さん、休業して新たな闘いへ
セブンイレブン東大阪南小阪店の松本オーナーが、昨年12月31日に本部から一方的に契約解除され、正月休業の後、独自営業を行っていたが、1月8日午後5時をもって、店舗の休業に入った。 出入り口には「訴訟の為臨時休業」と貼り紙を出した。
裁判で勝つまでの休業。 「お金、体力、精神力が続く限り、やるしかない」と決意を語る。
マスコミの関心は高い。それはコンビニオーナーや本部・店舗の従業員だけではなく、今や日本中(世界からも)で松本さんの闘いの行方を見守っているから。
その注目のさなか、1月3日、このコンビニ関連ユニオンのブログが一時アクセス不能になった。サーバーの会社から、本日(1月9日)になって「 外部からのDDoS攻撃が発生した 」ためだったと報告があった。
(※DDoS攻撃=「分散型サービス拒否攻撃」。インターネットウィルスに感染したパソコンなどを使って狙ったサーバーやサイトにアクセスを集中させて、アクセスや更新をできなくする攻撃。)
松本さんやコンビニ関連ユニオンを憎む人たちがたくさんいる。セブンイレブンを守ろうという人々が組織的に動いていると思う。しかし、決して負けていない。
「命より大事な契約などない」 松本さんのこの言葉は、強い。
マスコミの報道から、いくつか紹介する。
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「日刊スポーツ」
「これからが本当の闘いです。(オーナーの地位を)改善していけるのか、交渉に入ることができるかどうか。ここは負けるわけにはいかない」と話し、改めてセブン側へ「もちろん利益を追求せなアカンけど、利益だけを追い求めるのはやめてほしい。本当に疲弊しきっているオーナーも多い。利益を追いながら、いまいるオーナーさんを大事にしてほしい。オーナーさんは湧いて出てくるわけではない。オーナーがどんどん疲弊して辞めていったとき、だれがレジに立つのか。長い目で、広い視野で物事を見てもらえないだろうか」と訴えた。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202001080000713.html
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「週刊文春」(2020.1.16)
「パワハラや給料未払いがあった」とツイートしている別の元バイトに取材を申し込んだが、返答はなかった。
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「学校にもやめてくれと何度も言い、校長にも直談判したが、それでも停める。「学校から言われていませんか」と問い詰めても「知らん」と。だから、「二度と来ないでください」と言う。その繰り返しですわ」
-給料未払いがあった? 「未払いなら労基署に訴えたらいい。本当なら僕、捕まってますわ。他にも深夜バイトの子がサボっていて、働いていない分を計算したら四、五万円くらいあった。差し引こうとしたが、労基署が一度払っているものは引くことはできないと。最終的には雇ってしまった僕が悪いから諦め、「今後この店を一切使うな」と言った」
-薬品を浴びたバイトに「出勤しろ」と言った? 「覚えている。ちょっと浴びただけなら来れるよねと」
-揉め事は多い?
「僕、怒りますもん。レジで喋ったり、遅刻したら怒る。それで辞めていったのに都合のいいように言う。堂々と来て話し合えばいい。僕が悪かったら謝ります」
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