「頭突き」のビデオ法廷公開へ!
■「松本オーナーが客に頭突きしたとされる場面」がついに8月20日法廷で公表されることに!
“セブン本部と元オーナーの裁判”顧客対応を巡る主張「真っ向から対立」
本部が駐車場に仮店舗を建設したことで激突した第4回につづいて、第5回口頭弁論が5月28日大阪地裁202号法廷で開かれた。本部側、オーナー側が真っ向から激突する法廷になり、松本裁判は、大きな山場にさしかかった。
本部側は訴訟当初から松本オーナーの「異様な顧客対応」を証明する厖大な資料を提出していたが、弁護側はカスタマーハラスメントが社会問題になっていることを述べ、「松本オーナーに対する苦情」とされるものを一つ一つ分析反論し「苦情は信憑性にかける」ことを主張してきた。本ブログでその主張(第2、第3準備書面)を紹介してきたのでブログの読者には本部側の「クレームが多く、顧客対応が異様だった」という主張が信憑性に欠けることはご理解いただけているものと思う。
さて、5回口頭弁論では、松本オーナーの側が「松本オーナーが客に頭突きをしている証拠だとして映像が提出されているので、その映像のどこにそんな場面が写っているのか確認するためにその映像を法廷で流したい」と主張したのに対し、本部側弁護士北浦が、期日の前日になって「機器が悪いと映らないかもしれないので反対」と激しく裁判所に異議申立をしました。
【※読者には、誤植ではないかと思った方もいるかもしれないが、繰り返しますが異議申立をしたのは、セブンイレブン本部側弁護士です!】
実は、2019年12月末、本部が「クレームが多いから10日後に契約解除する」と通告してきた段階で、本部側弁護士とコンビニ関連ユニオンの弁護士並びに松本オーナーとが、セブンの大阪地区事務所で「話合い」をする機会がありました。コンビニ関連ユニオン書記長も同席しようとしたのですが本部に頑なに拒否され、オーナー側は松本オーナーとユニオンの顧問弁護士だけが参加しました。その場で本部側弁護士北浦は、厖大な証拠資料とともに、「松本オーナーが客に頭突きする映像のDVDを松本オーナーには見せずに松本側の弁護士だけに見させ、「本部が絶対勝つから、明け渡した方が賢明」と弁護士だけに迫るということがありました。
松本オーナーは、自分にも見せてくれと激しく要求したが本部側は、拒否しました。
この映像は、東大阪南上小阪店を遠方のマンションから望遠レンズで撮影したものです。又他にも、客との口論が映像と音声と一緒に流れてくるものも有るのです。ちょっと考えてみれば分かることですが、普通、客がICレコーダーをもって音声を記録していますか?クレーム場面を望遠カメラで何者か撮影しているということが普通ありえますか?
それらの映像や音声も何れ公開されるらしいですが、次回は頭突きの映像がメインでしょう。
もちろん、松本オーナーが客に「頭突きした」事実は一切ありません。
本部側が機器が悪いと映らないからと上映に反対したので、松本オーナー側弁護士と裁判官が主張して次回法廷で本部側が用意した機器で流すことなったのです。
はたして本部が言い張るように「松本さんが客に頭突きしている動かぬ場面」が見られるのか、「何者かによるヤラセか」という思える映像が見られるか、松本裁判の中でも最高の見せ場がいよいよ次回第6回口頭弁論(8月20日 14:00から 大阪地裁)で行なわれます。なかなか傍聴券がとれませんので、早めに列に並ばれることを勧めます。
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