第5次公正取引委員会への申告
コンビニ関連ユニオンは、2月17日、5回目の公正取引委員会への集団申告闘争を行いました。昨年12月の申告の継続として、ミニストップとローソンのオーナー、およびセブンイレブン正社員の河野正史コンビニ関連委員委員長が申告しました。ミニストップからは、契約時点での説明で本部側が行うとした援助、指導を適切に行わなかったため欺瞞的顧客誘因が、またローソンからも同じく、ローソン本部が契約時に必要な説明をおこなわず、またでたらめな出店予測データを提示することで黒字経営はまちがいないかの如く思わせて契約をさせたこと、さらには会計システムの説明を行わなかったことなどが欺瞞的顧客誘因にあるとする前回主張の補充が行われました。
さらに河野委員長はセブン本部の優越的地位の濫用を内部情報をもとに申告しました。
5万店を越えるコンビニ全店にアンケートを行った公取委も実態を知りたいと熱心に聞き取りをしました。係官の手持ちのファイルも分厚く、冊数も増えていました。申告前後の会見にもメディア9社が取材に来る関心の高さでした。
コンビニ関連ユニオンは、排除命令を出させるまで闘います。排除命令を出させたいと思うオーナーのみなさん。申告は匿名でも可能です。コンビニ関連ユニオンにぜひ情報を提供してください。
この記事へのコメントはありません。